PONYの缶詰

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『わが谷は緑なりき 』第十四回 1941年作品賞-958

第十四回 1941年カデミー作品賞


監督:ジョン・フォード/出演:ウォルター・ピジョン/モーリーン・オハラ/ドナルド・クリスプ


1941年アカデミー賞 6部門受賞(作品賞・監督賞・助演男優賞(ドナルド・クリスプ)・撮影賞・美術賞・室内装置賞) 5部門ノミネート(助演女優賞、脚色賞、劇映画音楽賞、編集賞、録音賞)
 1941年ニューヨーク映画批評家協会賞 監督賞受賞
 1951年キネマ旬報ベストテン第3位




19世紀末のウェールズの炭坑で働く一家の運命を回想を綴った物語。
ウェールズの炭鉱業で生計を立てるモーガン家。ある日、経営者が賃金カットを断行したため、長兄イヴォーらは組合結成に動く。しかし、父ギリムがこれに反対したことから、息子たちは末っ子ヒューと姉のアンハードを残して両親のもとを去ってしまう。一方、牧師グラフィードは、川に落ちた母を助けて凍傷になったヒューを励ましたことを機にモーガン家と親しくなり、アンハードと秘かに魅かれ合う。だが、禁欲的な彼にアンハードは別の男との不本意な結婚を承諾、南米へ渡るのだった…。


♠モノクロも1941年になると味のある風景を見事に再現するようになってきた

炭鉱のあるウェールズ『町』ではなく『谷』と呼ぶにふさわしい風景で暮らす

子だくさんの大家族の物語です。

炭鉱と聞いて思い浮かぶこと

『事故』と『ストライキ』もしくは労働争議ですが


この映画でも炭鉱の事故で家族のうち2名が命を失い

初期の炭鉱労働組合やストライキもうまく劇中に描かれています


しかしこの映画が訴えるのは主役である下の写真の末っ子から見た
家族の絆とその時代の大家族がたどる歴史であり
おそらく少子化が進み核家族化があてはまる世代の人とそれ以前の人では
大きく思い入れが異なる映画かもしれない

その中間のような環境下で育った自分はこの映画で涙するには至らなかったが
色んな要素が込められた素晴らしい作品でした。



ブロ友さんのalfmom氏が『わが谷は緑なりき』をブログタイトルにされており
以前より見たかった映画がようやく見れました。


最後のセリフ『わが谷は緑なりき 』が短い回想と共に心に染みました