PONYの缶詰

奈良・京都・大阪・神戸中心に写真を撮ってアホなことを書くブログ

『誰が為に鐘は鳴る』(1943) -487









イングリッド・バーグマン(マリア)
カティーナ・パクシノウ(ピラー)






ゲリラ活動に参加したアメリカ人の心情を描いた悲恋ドラマ。政府の軍事輸送を阻止するため、鉄橋の爆破計画が練られた。作戦に参加したアメリカ人ロバートは、ジプシーのゲリラに協力を求める。そこでロバートは、美しい娘マリアと出会い、二人は激しく惹かれ合うが……



横目でやり過ごすケースが多いのですがこちらもようやく見た!

主役はゲイリー・クーパー&イングリッド・バーグマン二大BIGスターの初顔合わせ
特にバーグマンの出演には色々と紆余曲折の末に実現しました。

戦時下ラブロマンスアクションとでも言っておきましょうかね
この映画がいいのは緊迫した戦争(ここでは内乱)の最中に任務を背負った男が女と
イチャイチャしすぎると、とかく戦争と言うもの自体が滑稽に見えてしまうのですが
ラブラブモード全開のバーグマンに対してゲイリー・クーパーが腑抜けにならずいる点です。

とはいえやることはやるんですが(笑)

反乱軍の進行を阻止するために橋を爆破するのがクーパーの任務です
ま~この橋を爆破するっての今まで他の戦争映画で何度見たことか(笑)

ひとりじゃできないので地元のゲリラ一味に加担してもらう
そこにバーグマンがいましてたちまち彼女のほうが恋におちるわけね

僕はこの映画のほんとの主役はゲリラの中にいますパブロと言う反抗的なおっさんと
その嫁かな?ピラーと言うおばはんだと思います。 この二人が映画に深みを与えていて
むしろゲイリー・クーパー&イングリッド・バーグマンは華はあるけどビジュアル勝負みたいな感じですね


この映画のハイライトシーンのひとつ反乱軍の爆撃機がゲイリー・クーパーたちを
空爆する撮影が行われたのが日本時間の1941年12月8日。いつまで待っても爆撃機がこない

まさにその時、真珠湾攻撃が開始されたからである。当然その日の撮影は中止されたと言う

日本での公開はもちろん戦後で映画完成から10年のちであります。


泣き叫びながら去っていくイングリッド・バーグマン・・・


いったい誰のために鐘は鳴るのか・・・