PONYの缶詰

奈良・京都・大阪・神戸中心に写真を撮ってアホなことを書くブログ

『セントアンナの奇跡』(2008)-441









マイケル・イーリー(ビショップ)
オマー・ベンソン・ミラー(トレイン)






時は、第2次世界大戦の真っ只中。若き郵便局員は、黒人だけの部隊“バッファロー・ソルジャー”の一員として、ナチスとの激しい戦いに身を投じていた。ある日、黒人兵の1人が現地の子供を救出したために、共に行動していた4人が部隊からはぐれ、トスカーナの村に辿り着く。まさかそこに予想もしない激烈な運命と、ある〈奇跡〉が待っているとも知らずに……。  



ファンタジックなパッピーエンド映画を想像します。
この映画をそんな気持ちで見始めるとあまりな悲惨さに打ち砕かれる

戦争映画であり黒人問題映画
時代は第二次大戦です。場所はイタリアトスカーナ

ちと敵味方がややこしので整理しますとですね
アメリカ黒人部隊、ナチス、パルチザンが出てきます。

ドイツとイタリアは同盟国⇒敵はアメリカ

パルチザンは反ファシストですからムッソリーニを打倒してイタリアを取りもどうそうと
している。

では何故同盟国であるナチスはイタリア民間人を虐殺するのか?
ナチスと同盟を結んでいたイタリア(ムッソリーニ)とナチス(ヒトラー)ここは
初めから一枚岩でなく と言いますかイタリア軍はとても弱いので戦線を放棄しまして
アメリカに白旗振るのです。するとアメリカ軍はイタリアに入り背後からナチスを攻める

そうなる前にナチスはイタリアを占領してしまおう!このような状況下が映画の
トスカーナなのです。

アメリカの黒人兵士4人がトスカーナでひとりの子供を助ける
戦闘が激化し皆殺し 生き残ったのは子供とひとりの兵士ヘクターだけだった

冒頭の郵便局 あのふたりの顔をすぐに大戦シーンで見つけておかないと
ラストの感慨に乗り遅れます。

「味方の中に敵はいるし、敵の中にも味方がいる」

『セントアンナの奇跡』はセントアンナの悲劇 これのほうが似合う映画です