PONYの缶詰

野鳥撮影・風景写真・鉄道写真

MENU

読書記録

『焼肉ドラゴン』 鄭義信

この人は、在日コリアンものという新ジャンルの先駆けやね。おもしろくてせつない。映画でも数々のぐさり突き刺さるの出してます。でもこの本にしてもこれを本当にかみしめて読めるのは日本人じゃない気がする。1970年前後と言えば、小学生だった僕が、…

『終わった人』 内館 牧子

終わった人。ん?もしかして僕のこと?違うな僕は終わりかけの人です。この嫁はんきついなーもう少し優しくしておくれと言いたい。全体的にはとてもおもしろいテーマだった。ただ最後のほうの展開は田舎と言うものが無い自分には違う結末を期待していたかも…

『下町ロケット ゴースト』 池井戸潤

男子はこのシリーズ好きやねー。ただしよっしゃ~これからどうなるねんて時で続きは次の『ヤタガラス』買って読んで金落とせよー的なんがアレやね。本のほうがもちろん詳しいエピソード満載ながらTVのほうがこれはおもろいかもです。日曜のゴールデンにもっ…

『人魚の眠る家』 東野圭吾

本屋に入ってめぼしい本がないなーって時は、とりあえず東野圭吾いっとくかなほぼほぼはずれはないやろしてなもんです。人間の死とか寿命延長については、実際務めている介護施設では日々考えさせられる。自分のいる所は特に重篤な利用者ばかりで半数は口か…

『羊と鋼の森』 宮下奈都

あんたが大将!本屋大賞とかでかでかあったら買ってまうのが庶民の悲しいさが。ピアノ調律師の話なんやが、今一つピンとこなんだねー題材が興味薄のことだったのかそれとも僕の感性が欠けてるのかも。これ映画ではどう描いてんのか気になるわー

『万引き家族』 是枝裕和

タイトルからして容易にハッピーな結末は予想できない。読み終わると首をうなだれ暗くなった。痛い痛すぎるぜーこいつら。万引きがテーマでもなんだこれはなんやろねこんな家族?都会の片隅ならではかー しかしこいつらこの明るさはいったいなんなんだ!カン…

『スマホを落としただけなのに』 志駕晃

タイトルがそそられるー。いやいや今や一億総スマホ社会にあって電車にのれば僕以外の全員がスマホスマホ。いつもこいつらあほちゃうか?と思いながらポケットに入ったガラケーを握りしめる毎日。これは怖いことになるんですねー。まさかいやいや十分にあり…

億男/川村元気

もしも三億円当たったらどないするねん的なありきたりな内容かと思ってたが、これはかなり深く心に刺さるおもろい本やったわー。人間には金に異常なまで執着してため込むことに快感覚えるタイプと、パーって使ってハイおしまい的なのといるけど僕は、お金は…

//上に戻るボタン