PONYの缶詰

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『慕情』(1955)-772









ウィリアム・ホールデン(マーク・エリオット)












「愛は多くの輝きに満ち溢れている」と言う感じでしょうか

主演のウィリアム・ホールデンはこれが一番二枚目の役どころでしょう
相手役にはあの口うるさい大プロデューサーであるセルズニックの嫁さんジェニファー・ジョーンズ

なんと言いましてもこの映画の魅力は映画音楽屈指の名曲今流れてます主題歌と香港の風景
1時間40分のうちほぼ全編にわたり何回かかるねん!てくらい慕情のテーマが流れてきます
でもこれが奥飛騨慕情だとさまになりませんが、映画の内容を盛り上げるんですね~

香港で研修女医してる中国とイギリスのハーフ、ハンが海外特派員のマークと出会い
恋に落ちます彼にはシンガポールに奥さんがいますが、そんなの関係ね~!

名シーンが沢山あるのです。中でも香港旅行で必ず行くヴィクトリア・ピークの丘での
ふたりのシーンはラストで涙を誘います

激動する中国や北朝鮮の動きがふたりの恋を翻弄しまして最後は悲しい結末を迎えます
ベタなストーリーなのに何故こんなにいいだろ?この映画

舞台になってる香港が西欧諸国にない旅愁を醸し出しているのと激動期なのが
ただのラブラブ映画じゃない大きなものを感じさせてくれます。

『慕情』名の知られたタイトルどおりの名作であります

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