PONYの缶詰

奈良・京都・大阪・神戸中心に写真を撮ってアホなことを書くブログ

『プラトーン』(1986)第59回アカデミー作品賞-744

戦争で傷つくのは、いつも青春。’

監督:オリバー・ストーン出演:チャーリー・シーン/トム・べレンジャーウィレム・デフォー/ジョン・C・マッギンリーケビン・ディロン



若き日のジョニー・デップも出てます





実体験を基に描かれた、O・ストーン監督によるベトナム映画。クリス・テイラーがベトナムにやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムに志願したのは、次々と徴兵されてゆく彼と同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からであった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊に配属されたテイラーにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた過酷なものだった……。ベトナム戦争を題材にした映画は数多く製作されたが、本作はその中でも傑出した作品だ。とにかく各シーンの描写が凄い。兵士たちの歩く動作、銃器の扱い、スタイル、持ち物、そして雨や泥によって曇りがとれなくなった腕時計や、泥の川で足が腐るなどの湿地帯である環境が生み出す様々な影響。そういった些細な描写から、照明弾によって揺らめく木々の影や、暗闇の最前線で敵も味方も分からなくなっている狂気の様子、たこつぼの中で待機している兵士の恐怖感などの、まるでそこに立ち会っているかのような臨場感溢れる戦場シーンまで、そのリアルな描写にはまさに驚きの一言。これらリアルな描写の中に、戦争が生み出す狂気、愚かしさ、ひいてはアメリカ大国の責任を問うストーンの姿がある。アカデミー作品・監督賞受賞。


❤「遠いインドシナの地で何のために兵士が戦っているのか」


ベトナム戦争で派兵されたアメリカ兵はおよそ58万人であり死者は58000人にのぼる


南北統一をめざす中北ベトナムの南ベトナム侵攻はそのままソ連とアメリカの「代理戦争」となり


10年に及ぶ泥沼化したこの布告なき戦争はサイゴン陥落で北ベトナムの勝利で幕を閉じる



TVでは連日生々しい戦況が放映されアメリカ国内でも反戦運動が高まり
世論におされ半ばアメリカは介入を放棄してしまった。



この映画には「戦争にヒーローなどいない」ことを教えてくれる
『プラトーン』とは小隊と言う意味でそこへ派兵された一兵士テイラー(チャーリー・シーン)の目から
見たリアルすぎるゲリラ戦を描きます。ふとチェ。ゲバラの映画の場面が浮かびますが
より細部にわたる光景や音は生なましいです。


ボブ・バーンズ2等軍曹に仲間とわかってて撃たれるエリアス3等軍曹その直後を目撃するチャーリー・シーン


そしてまだ生きていたエリアスが集合地点に走りよるところを敵に撃たれ大き両手を広げて

倒れて行くシーンが映画のポスターの場面であり訴えかけるものが大きすぎるシーンです。


兵士たちにとっていったい何のために自分たちは戦ってるのか?国のためだけではもう

割り切れない時代に入っていた1960年代

以降の戦争映画にも多大な影響を与えたベトナム戦争を実体験したオリバー・ストーン

今見ても深い映画でした。


そうそうジョニー・デップは若すぎて注意して見てても出番を見逃してしまいます



1986年に何があったのか/☆この年のエピソード☆
4月8日:アイドル歌手の岡田有希子(18)が、東京・四谷にある所属プロダクションの屋上から飛び降り自殺。
チェルノブイリ原発事故