PONYの缶詰

奈良・京都・大阪・神戸中心に写真を撮ってアホなことを書くブログ

『フライド・グリーン・トマト』(1991) -732









ジェシカ・タンディ(ニニー・スレッドグッド)
メアリー=ルイーズ・パーカー(ルース)

舞台のアラバマ周辺地図 











日本語だとグリーン・トマト・フライのほうがしっくりる。アメリカ南部アラバマ
鉄道の駅前にある小さなカフェの名物料理です。

ポスターでは青いトマトと数人の女性が笑ってるのが一般的なので、今流行りのガールズ料理映画?と思う人も多いでしょうが、実はシリアスな人種差別と殺人事件が絡んだ物語であり
タイトルの料理はその中のアクセントにすぎない。

1930年代のアラバマでは黒人差別と女性軽視が色濃く『アラバマ物語』でも描かれてるのと
同じ 勝気な娘イジーとレディであるルース正反対の性格な二人はしだいに心通わせ
子供から大人へと成長し結婚する ルースの旦那がDV野郎でしてむかつく!そして殺す!
ここがメインの話ね

一方1980年代この話をするのがジェシカ・タンディで聞き手がキャシー・ベイツ(エヴリン)ね
こちらでは倦怠期に入ったエヴリンが自己啓発セミナーなんかに通いながら夫婦の愛に悩む

イジーとルース、ニニーとエヴリン全部女性が主役の映画ですが、これは男が見ても
最後にはジーンと来ますし僕なんかなぜか泣けてきた

暗い話なのに全体に明るく活気あるのは、イジーの性格とエヴリンの陽気さ
そして映画を締めてるのが落ち着いたジェシカ・タンディの語り口ですねー


軽いタイトルとは裏腹な実に素晴らしい映画であります。久しぶりにあ~今夜はいい映画
見たな~と眠りに付けること間違いなしです。