PONYの缶詰

奈良・京都・大阪・神戸中心に写真を撮ってアホなことを書くブログ

『ハリーとトント』(1974) -646




70年代ニューシネマの鼓動を感じる103本 見たのか俺シリーズ







エレン・バースティン

 









映画でも犬が主役の作品沢山ありますが、猫となると数は少ない

『ハリーとトント』ハリーは主役の元教師もうじじいで72歳ね、相棒が猫のトントこちらも11歳と
老猫です。

猫好きの人にはまた違った見方も出来るのでしようけど そうでもない僕は「あ~♪わかるわかるその気持ち♪」なんて感情はないので淡々と書きますねー

長年暮らしたマッハッタンのアパートが老朽化し取り壊される
ハリーは猫のトントを連れて息子の家で世話になるが、しっくりいかず
今度は娘の元を訪ねるもやはり子供たちにも自分の生活があります。ハリーは老人とはいえ
元教師ですから頭も切れるし分別もある。

特に人とは自分もそうですが、年齢を重ねると人に指図されるとこを嫌い、気使う生活も苦痛ですし自由に暮らしたいものです。

かといって孤独も苦痛な人にはパートナーにトントのような動物はもってこいの存在です

しかしやがてその愛猫トントも死んでしまう。その前に友人の死を見てきたハリーには
それも静かに受け入れる。ここらへん大そうに騒がないのがハリーらしいところです。

ラストはカリフォルニアの海岸で声をかけられた猫好きのユダヤ人女性
何匹も猫を飼っているうちの一匹が走り去る あ!あれは?!トント!

思わず立ち上がり猫を追いかけるハリー・・もちろん似た猫なだけなのだが・・


ロードムビーは好みなんですが、これは見終わった時の印象がやや薄いかもです
どれだけ自分と重なるか?やはり愛猫家にお勧めの一本と言うところでしょうか

❤第47回アカデミー主演男優賞受賞(アート・カーニー)