PONYの缶詰

奈良・京都・大阪・神戸中心に写真を撮ってアホなことを書くブログ

『渚にて』(1959) -582









エヴァ・ガードナー(モイラ)
アンソニー・パーキンス(ピーター)
 







思いますが、実はこれ世界終焉メロドラマと言った映画。

出演が相当豪華な顔ぶれです。まず主演の原子力潜水艦艦長に「ローマの休日」グレゴリー・ペック、相手役にはシナトラの元嫁エヴァ・ガードナー、「サイコ」のアンソニー・パーキンス、そしてミュージカル映画の名優フレッド・アステア

舞台はオーストラリアのメルボルンです。第三次世界大戦の核戦争で人類はほぼ滅亡し
わずかに南半球のごく一部だけがまだ死の灰の汚染が遅れていて生き残りがいる
しかしここも数カ月後には放射能がきて世界は終わる。

こう書くと世界終焉パニック映画かと思われるかもですが、一切核戦争シーンもパニックも
起こらない静かな映画なのです。

見どころは本物の潜水艦を使い希望を求めて非放射能地域を探すがダメ
サンディエゴの町からモールス信号を受信しましてそこへ行くも無人だ。ダメ
サンフランシスコ港に行き潜望鏡で覗くとそこは死の街だったダメだ

↑はこの手の映画によくある展開ね


一方メルボルンでは皆が一応に静かに死を待つんですねー
ここではビーチが主体 見えない悪魔放射能の恐怖を忘れるかのような海です。

被爆者がひとりだけ出てくるだけで、死体も一切出てこない
だんだん減っていく住民とラストの街の風景がすべてを物語る・・

静かに祖国アメリカでの死を選択した原子力潜水艦がオーストラリアを離れてゆくのだった

まずますですなこれは