PONYの缶詰

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『散り行く花』(1919) -517











リチャード・バーセルメス(中国人青年(イエロウ・マン):


(イメージ:自宅ではありません)








仏教を広めるため、中国からロンドンに渡った中国人青年チェン・ハンは、しかし厳しい現実に直面し、スラム街で店番をしながら阿片を吸うような生活を送っていた。同じスラム街で暮らす少女ルーシーは、ボクサーである父親バロウズから日常的に虐待を受けていた。ルーシーは笑うことを知らず、父親から笑顔を要求されると、指で唇の両端を持ち上げる程であった。ある日、父親からひどく殴られたルーシーはチェンに助けられ、彼の部屋でつかの間の安らぎを得る。二人の間にはロマンティックな感情が芽生え始めるが、二人の事を聞いた父親は怒り、ルーシーは力ずくで連れ戻されてしまう。




今まで見た映画で一番古いのは1928年の第一回アカデミー作品賞『つばさ』でしたから
あれよりまだ10年も前の作品。『つばさ』もサイレント映画でしたが「サウンドサイレント」と言うもので
BGMは入っていました。

映画の父「D・W・グリフィス」にリリアン・ギッシュが見れる。
さておそらく映画ファンであってもサイレントはな~~~って尻ごみしてる方も多いのでは?
無声映画なんて見れるかよ~と思ってるでしょ?

どんな感じかと言いますと、全く音がないわけでなく音楽はずっと鳴っています(ただしこれは
あとで追加された感じですが)俳優にセリフはありません、その代わり状況は時々テロップで
解説文が入ります(字幕あり)。これで十分に物語の内容はわかりますし、かえってセリフない方が
深みさせ感じる

チェン・ハンが、中国にいる時から始まってたんですねー
彼の生い立ちがしっかり描かれています。リリアン・ギッシュが無理に笑顔を作るため
指で唇の両端を持ち上げるシーンが悲しい

淀川先生!大好きなリリアン・ギッシュ見ましたよ~~~~♪



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