PONYの缶詰

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『地球爆破作戦』(1970) -515









ゴードン・ピンセント (大統領)
 







芸のない邦題ですなぁ~ でも監督は『サブウェイ・パニック (1974)』なんてのも撮ってるので
期待できるかも

主役のフォービン博士には「タイタニック」にも顔出してますエリック・ブレーデン
アメリカの国防を全部コンピュター化した新鋭機「コロッサス」が完成する。博士以下自信満々ね
すでにこのへんの驕りから怪しいです。

起動直後からもう警報が鳴る(早っ!)ソ連にも同様のスパコン「ガーディアン」の存在を
確認する!なんてこった

ここからは良くある展開で 人間の言うことを聞かず独自の考えで暴走しはじめるコンピュターと
人間はどちらが愚かなのか?を問いかける。

コンピュターの考え?計算?ではソ連を始め世界中のスパコン(防衛システム)とネットワークを構築して戦争回避するシステムを作ると言うものだ。しかしそれに意義を唱える人間を納得させる
方法は結局のところミサイル発射であり、24時間監視システムなどスパイ行為

所詮は人の造りしもの。機械もまた有事の解決法を大量殺りくに頼ることになる
ラスト2か所に放った核爆弾のキノコ雲に人間もコンピュターも未だ愚かだと訴えます。

ともすれば邦題通りのB級映画になりそうなところを うまく乗り切ってる
とかくコンピュターと言うのはどの映画でも融通の利かない頑固おやじでありますな(笑)

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