PONYの缶詰

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『ジャッカルの日』(1973) -382








ミシェル・ロンスデール(ルベル警視)








フレッド・ジンネマンのこれが最高傑作ではないでしょうか

後に『ジャッカル』と言う題名でR・ギア&B・ウィリス主演でリメイクされてますが
断然こちらをお勧めしたい(と言うか雲泥の差ですやん)

殺し屋の名前は『ジャッカル』もちろん暗号名

「ド・ゴールを暗殺してくれるかね?」

「私はプロとしてベストだ従って報酬も一番高い」


とかくどこの国でも大統領は狙われる対象でしてド・ゴールも死ぬまで狙われ続けましたが
なんとか天寿をまっとうしてます。あれ?てことはこの映画の結末はわかってるわけね


ところがどこまでが事実でどこが作り話なのか見えない本作は超!ハラハラします
追われるジャッカルVS追う警察この簡単な構図なのに引き込まれるのは
>「私はプロとしてベストだ従って報酬も一番高い」
ダテにこんな能書きこいてるわけじゃないぜ~~ジャカル!の行動なんですね~

そしてマヌケなアメリカ警察とは違いここフランス警察はなかなかやります
決してしょうもないアメリカンジョークやハンバーガーなど齧りません真剣です

フランス、イタリア、デンマーク、イギリスを股にかけ飛行機&汽車&車&女を巧みに利用して
逃げてると見せかけながらも最後は余裕でエッフェル塔前に登場するド・ゴール大統領に銃の照準を定めるジャカル!しぶすぎるぜぃ


こんな殺し屋が外すハズない!引き金を引く バスッ!!

英国人ジャカルが唯一予想出来なかったフランスの習慣に銃弾はかすかに獲物を捕えず地面に跳ねる


ルベル警視は勝った だが・・・『ジャカル』の正体はついに謎で終わる


超一級の殺し屋さすがです。 バツグンに面白い映画でした


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