PONYの缶詰

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『ゲッタウェイ』(1972)-272





アリ・マッグロー 他



刑務所を裏取引で出所したドク・マッコイ(スティーブ・マックイーン)は、それと引き換えに取引相手ベニヨン(ベン・ジョンソン)の要求で妻キャロル(アリ・マッグロー)と共に銀行強盗に手を染める。

企ては何とか成功するが、2人は途中で裏切った首尾ルディ(アル・レッティエリ)、警察、ベニヨンの弟の三者に追われる羽目になる。


冒頭の刑務所内にある作業場織物機械 ガシャガシャガシャ!と言う音薄暗い中で見せる映像が
とても鮮明で一気に映画に引き込まれます。

黒幕の手配で次のヤマを引き受けることと引き換えにシャバに出ます。だがその代償は嫁の身体まで
もてあそんでいたことをマッコイはまだ知らない

ヤマは銀行強盗綿密な計画で臨んだものの不手際もあり仲間の一人が死亡
仲間と言っても金を手にすれば邪魔者 誰ひとり信用できねぇーぜ


奪った金額は、50万ドル  しかしTVから流れるニュースは75万ドルが強奪されたと報道される
ここがミソなんです。 25万ドルの差はいったい?

マッコイと妻キャロル 中盤からのハイライトは50万ドルの鞄を盗まれるシーン、ゴミ収集車の中に逃げ
最後にそこから出てくるシーンは見ものです。


一方で展開される裏切り者ルディの行動もこの映画をより面白くさせていました。


さてラスト見終わると 気分爽快!あそうかい!
スティーブ・マックイーンええぞぉぉぉぉ!!と叫びたくなる

嫁役のアリ・マッグローをその後本当の嫁に迎えてるマックイーンしぶいぜ

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