1936年に製作・公開/アメリカ
第九回 1936年アカデミー作品賞
❤初めは宇宙の大きなジーグフェルドって星の話かな?なんて全く知らずにとりあえず
上映開始だぁ
時はなんと1893年のシカゴ万博会場です 古ぅ~~~!
ここで出し物の支配人やってるのが主人公の【ジーグフェルド】です
その出し物ってのが怪力男のサンドゥが350キロのバーベル持ち上げるだけ
しかも実際には100キロくらいのやつ(笑)
出だしからなにやらお堅い映画ではなさげです
掴みはOKです♪
やがて万博も終わり【ジーグフェルド】はブロードウェイの興行を始めるのですが
成功と失敗の繰り返し
莫大な金を持ったかと思うと翌日には破産
そんな当時の根っからの興行人が良く描かれている
中盤にこの映画の圧巻である1シーンで撮影されたらせん階段のついた円錐形の回り舞台
これには今まで見たどんなミュージカル場面も脱帽の迫力があり
このシーンのみでもアカデミーものです。
ここらで映画終わっても良かったのだが
なんと3時間近くもあったのだ
その後も色々と忙しく成功と挫折を繰り返しやがて【ジーグフェルド】年老いて
気力がうせてきますが・・・
療養中の窓辺から外を覗くジーグフェルド
そこには、ショウボートなどを手がけた、米レヴュー界の第1人者、ジーグフェルドの生涯を語るかのように燦然とブロードウェイのネオンが・・
静かに次回公演を夢みて手にした一輪の欄
花弁が床に落ちて彼の生涯を閉じます。
楽しい映画です。興行王【ジーグフェルド】の生きざまは夢を追う男のロマン掻き立てますね~
良かった