PONYの缶詰

奈良・京都・大阪・神戸中心に写真を撮ってアホなことを書くブログ

『カッコーの巣の上で』(1975)第48回アカデミー作品賞 -183







制作:マイケル・ダグラス 



ルイーズ・フレッチャー(看護婦長ラチェッド )

原作での主人公はチーフ







カッコーは巣を作らず、他の鳥の巣に卵を産んでいく鳥だと言われます。

この映画でのカッコーの巣はTHE CUCKOO'S NEST=精神病院

そこへ刑務所から精神鑑定の目的でひとりの犯罪者が来ますジャック・ニコルソン
薄暗いあたりには何もない一本の道路を車のライトが近づく冒頭には不気味な旋律

彼は単なる演技で精神病のふりなのか それとも本当に頭がおかしいのか

病院内では沢山の患者とスタッフが登場しますが、キーマンは

インディアンの「チーフ」、婦長の「ラチェッド」

精神病患者の治療と社会復帰をニコルソンのやり方、正反対の婦長のやり方を通して
実に深くえぐって見せます。巣の全く外にいる僕は婦長に反感を覚えニコルソンを応援したくなる

だが婦長は巣の中で何年も患者と毎日接してるわけで あそこで出来る限りの努力をしているに過ぎない


他の鳥の巣から飛ぶ時が来た


巣立つカッコーはニコルソンとチーフ
しかし前夜の乱痴気騒ぎで不覚にも寝てしまい脱走は未遂に終わります


この事件で責任を問われた青年が自殺する


ロボトミー治療と言うのをご存じだろうか


ラストは治療とは何か? 衝撃の結末に閉鎖された精神病院に背筋が凍ります

大きな男じゃなくなった。「始末」するチーフ


鉛よりも重たいテーマを明るく見せたジャック・ニコルソンに拍手です。
必見の70年代作品賞