PONYの缶詰

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『カリートの道』(1993)-179









ショーン・ペン(クレインフェルド)
ジョン・レグイザモ(ベニー・ブランコ )










この映画の主役元麻薬王‘カリート・ブリガンテ(アル・パチーノ)’

30年の刑期を弁護士(ショーン・ペン)の計らいで5年でシャバに出れたカリート
時は1975年です。この5年は街をすっかり変えてしまいクラブではディスコソングがガンガン流れ
マリファナはコカインへと変わっていた。

カリートは暗黒街から足を洗い南のパラダイスでレンタカー屋でもやろうと夢見る


だがしかしである 一度マフィァの世界に浸かっていた男が簡単にカタギになれるはずがなく
昔のよしみで断れない仕事・・そう小さな仕事が命取りになりかねいそんな世界なのですね

そして誰ひとり信じることの出来ない世界 一番信頼していた側近の弁護士(ショーン・ペン)
の裏切り・・この弁護士もまた麻薬におぼれ暗黒街におぼれた哀れなひとりだった

静かに進行する映画が見せ場を作るのが後半も終わる頃

マフィアのボスを殺したショーン・ペン(すでに消されてる)の仲間カリートにも
追ってが迫ります。彼女とマイアミ行き電車の発車時刻は11:30駅での攻防戦の末
カリートは追って全員を殺し11:30彼女と手下のパチャンガが待つホームに着きます。

よし!夢の楽園で人生やりなおせる!

次の瞬間カリートはホームに崩れ去る・・・ 撃ったのは街のチンピラであるベニー・ブランコ

この世界どこで誰に殺されるかわからない。


ラストシーンでエスケープ・パラダイスと書いた南国の海の前で踊る看板
絵が実写となり動き出す・・・カリートの夢はそこで終わるのだった



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