PONYの缶詰

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『帰らざる河』(1954) -176











マリリン・モンロー(ケイ)









この映画で唄っている同名の主題歌“帰らざる河”は余りにも有名。



思いながら見ることになる。この映画の前年には「ナイアガラ」「紳士は金髪がお好き」
翌年55年は「七年目の浮気」とまさにモンロー全盛期♪ 来日したのも1954年だったと思う

西部劇ではありますが、正統派西部劇と言えばカウボーイ&保安官&荒野ですね
ところが舞台はロッキー山脈のふもとを流れる激流の川、カウボーイも保安官も出てこない
監督もこれが唯一の西部劇を撮ったオットー・プレミンジャーです。

めっさ簡潔な内容はモンローとタレ目のロバート・ミッチャム(ライアンの娘で先生役)と9歳の息子が
イカダに乗り川下りする映画です。

酒場の歌うたいモンローは金脈あてたヤサ男とイカダで下流の町に向かうが
途中で激流にからまったとこをロバート・ミッチャムに助けられる
だが、ヤサ男は彼の馬と銃を奪いひとり町へ行く

そこでモンロー、ミッチャム、息子はイカダで後を追い 町でヤサ男を発見し
息子がそいつを射殺しまして めでたく3人馬車で帰路につく

見どころは酒場で「帰らざる河」はじめ4曲を歌うモンロー
優しく接してたミッチャムが突然我慢の限界超えていきなりモンローを押し倒す場面(未遂)
息子が父と同じように守るため悪者の背中を銃で撃ち心開くところ

この映画は前年あたりから登場したシネマスコープが売り
冒頭の雄大なロッキー山脈や渓谷をワイドスクリーンで見せます。

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