PONYの缶詰

野鳥撮影・風景写真・鉄道写真

MENU

『喝采』(1954) -170











グレイス・ケリー (ジョージー)








ブロードウェイで大ヒットした同名戯曲を映画化した本作。グレース・ケリー、ビング・クロスビー、ウィリアム・ホールデンら俳優陣の名演が魅せる目の離せない展開と、映画史に残る名ラスト・シーンが胸を打つ傑作ヒューマン・ドラマである。グレース・ケリーは本作の演技でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞を獲得。



いつものように 幕があきぃ~~~~♪あれは三年前 止めるあなた駅に残しぃ~~

いつものように幕があく劇場の主役は、ちあきなおみじゃないわ
落ちぶれたスター(ビング・クロスビー)を支えるのはそうだわ連夜の登場♪グレイス・ケリー
1954年はケリーイヤー『ダイヤルMを廻せ! 』『裏窓 』などのヒッチ作品はじめ6本もの
映画に出演 この映画で主演女優賞も獲得

清楚で気品のある生粋のお嬢様25歳が、なんと落ちぶれたスターの妻として
みすぼらしい役に挑戦しています。こんなダサイ洋服に衣装はあのイージス・ヘッドを起用
おばさん役のケリーは見たくないな~と 思ってますと終盤に黒のドレスでパーティに登場した
グレース・ケリー♪ キタァ~~~! これこれこれやがなぁ!と言うくらいな変身です

映画は舞台内幕もので 演出家のウィリアム・ホールデンが新しいミュージカルの主役に
忘れられた過去のスタークロスビーをプロデューサーの反対押し切って起用する。

自信をなくし後ろ向きなクロスビーを 叱咤しいやなステージママ(嫁)を演じるのが
グレース・ケリー  嫁がうっとおしいからいい演技が出来ないとこぼす
見ていたホールデンも嫁が悪いと怒りだすのだ

だが!それはすべてクロビーの狂言による‘いいわけ’だと判明し一転ホールデンとケリーは
ラブラブ♪(なんでそうなるねん)気弱なクロスビーは何も言えず町へと消える

NYでの舞台は大成功したのだが・・

そして夜の町をひとり去るクロスビーに○○○ いい感じのラストショットが待ってます♪


とても難しい感情の動き要求される役をこなしたグレイス・ケリー が素晴らしいです
でもでもね彼女には落ちぶれた役は似合わない この後の『上流社会』こそグレース・ケリー

おちゃらけ一切ない正統派内幕ものとして見ごたえあり



//上に戻るボタン